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ニューヨーク州のハンバーガーは口に合わない

 あの男、通称チャンピオンはル・マンで得た3位トロフィーを家で何度も何度も眺めていた。

 してやったかのように毎日ルマンの走りを見返し漫勉の笑みを浮かべながらハンバーガーを食べるヨコピーがそこにいた。

 

 今の俺ならいける、そんな気持ちでアメリカへのフライトを楽しんでいた。しかし、そこには底知れぬ試練が待ち受けていた。 

 

 

 予選では大敗をきしたが、クルガヤがスタート後着実に順位を上げていく。彼なら大丈夫、そんな気持ちでニューヨーク州のハンバーガーを貪っていた。

 

 クルガヤの2スティントが終わり、順位は早くも16番手。これはいけると踏み、ファステストを記録しながらペースを上げていく。

 

特攻隊長ヨコピー

クルガヤはスタートから無事に生き残るのが仕事

俺はここからペースを上げてトップとの差を詰めるのが仕事

 

そんな風に聞こえるようなラップを連発しトップとのギャップを少しづつ、少しづつ短縮していく。

そこにはルマンから更に強くなったヨコピーがいたように見える。

 

 

3位イケる!そんな声もありお互いに鼓舞していたが・・・。

 

 


(o゚□゚)o≪≪≪ワアァァァァァァァァァ!!

GT3に追突され緊急ピットインを行うヨコピー。

堪えきれない虚しさを片手にピットへとステアを切る。

 

しかし問題はこの後だった。

 

焦ったヨコピーはせっかく修理したマシンを追加工してします。

いらぬ接触によりピットイン時間が通常よりも長くなり、クルガヤも思わず口が開く。

 

 

その時のyokop-の声を今回は生で聞いてもらおう。

※本人には承諾済みです


 yokop-の虚しい叫びと共に3位は手の上から滑り落ち、待つのは消耗戦だけであった。

勝機(正気)を失った彼には、かける言葉がなかった。

 

 結果15位となったが、ドライバー達は異なる感情を抱いていた。

ある者はもっと上位を目指せたと

ある者はニューヨークのハンバーガーのせいだ、と。

 

しかし次は箱車デストラクションダービーのスパ24時間。彼ら箱車乗りが本領発揮するだろう。

Crew Comment


Shanghai Tamon Racing

クルガヤ, #11 driver:

「2年振りのグレン6時間レースに参加することになりました。今回はGTE M8で参加です。レース内容的には、レースペースは遅かった。今回はノーミスで上位にいけばばいいと思ってました。頑張って予選を走りましたが逆ポールと言う不甲斐ない結果だった。序盤・中盤とミスもなく上位の車が、クラッシュしてくれたおかげで34位から12位までポジションアップと、テンション上げていた終盤にGT3クラスに後ろから衝突される不運がありピットで13分修理で他クラスにも周回遅れにされてクラス15位総合16位でした。来年はDPかな?」


yokop-, #11 driver:

「感触はよかったはずなんだ... レースの3日前に急遽マシン変更の暴挙をも乗り切りマシンは思うように動いてくれていたのに1つバランスを崩した途端すべてが狂った。何がチャンピオンだ笑わせてくれる。今のとこまともなレース運びが出来てねーよ!!!次はニュル?スパ?はぁ空が綺麗だな・・・」


6 Hours of the Glen classification @split6


Qualifying Result

Pos Team Car Best Lap Gap
1st Escape VRT Ferrari 488 GTE 1:41.554  
2nd Northern Lights Racing - GT Omega Racing Ferrari 488 GTE 1:42.017 +0.462
3rd EXG Motorsports #094 Ferrari 488 GTE 1:42.165 +0.611
29th Kuruderia Corsa BMW M8 GTE 1:43.798 +2.243

Race Result

Pos Team Car Gap Laps
1st Escape VRT Ferrari 488 GTE +1:44.242 203
2nd S2V AM RACING ACADEMY I Ferrari 488 GTE -1 L 203
3rd BTRS Team KingofWear Ferrari 488 GTE -1 L 202
15th Kuruderia Corsa BMW M8 GTE -11 L 192